11月23日(月),24日(火)にかけて,脳科学研究教育センターの合宿研修を大滝セミナーハウスで開催しました。
今年の合宿研修には,本間研一センター長を始めセンター基幹教員9名,医学・保健科学・情報科学・工学・教育学の各研究科・研究院に属する11名の大学院生,そして2名の事務職員が参加しました。2日間の研修では,口頭による大学院生研究発表(研修I),基幹教員講演(研修II),大学院生ポスター研究発表(研修III),センター長講話(研修IV),グループ討論「これからの北大脳科学カリキュラム」(研修V)を行いました。「これからの北大脳科学カリキュラム」では,教員グループは将来における副専攻型大学院としての脳科学カリキュラムの構成と制度設計を討論し,学生グループは現行カリキュラムの改善すべき点などを討論し,討論した内容に対して相互に意見を述べ合いました。これらの研修を通して脳科学研究への理解を深めると同時に,深夜におよぶ懇親会も含め教員と学生の間の実質的な交流を行いました。この合宿研修は,研究室の訪問研修とならんで,とかく所属研究室の研究テーマや研究技法に偏りがちな大学院教育を,その垣根を越えた形での融合的教育を目指す本センターの重要な活動の柱の一つです。
なお,この合宿研修は,平成21年度プロジェクト研究実施経費「脳科学を基礎とする副専攻型全学教育プログラムの開発(申請者:本間研一)」の活動の一貫として行いました。 |
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「研修V」大学院生ポスター発表風景 |
「これからの北大脳科学カリキュラム」
グループ討論と発表風景 |
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(脳科学研究教育センター) |
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