部局ニュース

横浜港大桟橋碇泊中の学部附属練習船おしょろ丸で
「水産学部進学説明会 in 横浜」を開催

 水産学部では,12月12日(土)に,本学部の入学試験の説明や教育研究内容などを紹介する進学説明会を,横浜港大桟橋埠頭Dに碇泊中の学部附属練習船おしょろ丸を会場に開催しました。なお,練習船おしょろ丸は,日本大学生物資源科学部との共同利用航海のために横浜港に寄港したものです。
 この説明会には,原学部長をはじめ教職員10名,学部学生・大学院生など10名及び木船長以下おしょろ丸乗組員が運営にあたりましたが,本説明会開催の情報を聞きつけて来船した多数の卒業生の協力も得て実施されました。
 開催にあたっては,本学部に入学実績を有する神奈川県・東京都・埼玉県の約200校の高等学校に開催案内を事前に送付し,学部ホームページに本説明会のサイトを立ち上げてPRに努めましたが,初めての試みでもあり何人の人たちに来場していただけるのか不安な気持ちを持って受付を開始したところ,間もなく都立高校の女子生徒とその父親の2人を皮切りに,好天に恵まれたこともあり午前10時から午後3時までの開催時間中に計62名の来場者がありました。
 また,通常は客船しか使用しない大桟橋に漁船型のおしょろ丸が碇泊している珍しさからか,みなとみらい21をバックに写真を撮る通行人の姿が多く見受けられるなど,おしょろ丸の存在をアピールする絶好の機会ともなりました。
 説明会では,学部紹介,進学相談コーナー,研究紹介,船内見学などの企画を実施しましたが,現役学生や卒業生から学生生活の実態に関する生の声を聞きつつ研究紹介を兼ねた実験やパネル展示に興味深く見入り,また,普段は立ち入ることができないブリッジや貴重な観測機器などを熱心に見学していました。
 進学相談コーナーでは,来場した約半数の高校生が立ち寄り,担当教員に様々な疑問・質問等を問いかけて2時間近くも個別相談をしていた親子連れもあり,本説明会参加を通じて北大水産学部への進学に対する決意を新たにして会場を後にする生徒が多くいたことで,本説明会の開催効果を実感するとともに,水産学部の魅力を受験生にPRすることの重要性を再認識した説明会となりました。
 
横浜港大桟橋に碇泊中のおしょろ丸 埠頭入構ゲート附近の様子
横浜港大桟橋に碇泊中のおしょろ丸 埠頭入構ゲート附近の様子
学生の説明に聞き入る親子連れ 進学相談コーナーでの一コマ
学生の説明に聞き入る親子連れ 進学相談コーナーでの一コマ
 
(水産科学院・水産科学研究院・水産学部)
 

前のページへ 目次へ 次のページへ