工学部では,去る12月17日(木)及び21日(月)に心のケアに関する講習会を開催しました。
今回は,メンタルアシスト北海道よりカウンセラーの石原一人氏を講師として招き,講習を行いました。
17日には,「メンタル不調者への対応〜心の悩みを抱えた人をケアするには〜」と題し,身の周りにメンタル不調者がいる場合の対応を学ぶため,参加者による傾聴法のトレーニング等を行い,50名が参加しました。
21日には,「心のトラブルを知って下さい。その仕草はもしかして…」と題し,心のトラブルにはどのようなものがあるのか・トラブルを抱えた人は周囲にどんなサインを発しているのかをテーマとして講義形式で行い,36名が参加しました。
今回の講習会は教員が参加しやすいよう,講義がある時間帯を避け,両日とも午後6時15分からの開催としたところ,多くの教職員・学生が参加し,また講師への質問も多数あり,メンタルヘルスケアに対する関心の高さを再認識しました。
大学関係者は研究に没頭するあまり,人と人との繋がりが薄れ,メンタル不調となることが懸念されます。メンタルヘルスケアには医師やカウンセラー等専門家のサポートはもちろんのこと,不調者の周りにいる方の協力も不可欠です。工学部では啓発のため,今後も継続して講習会を開催していく予定です。 |
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当日の模様 |
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(工学研究科・工学部) |
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