北大教育GP「博物館を舞台とした体験型全人教育の推進」の社会体験型科目の一環として,昨年度に引き続き,今年度も総合博物館オリジナルTシャツ・デザイン・プロジェクトを実施しました。
札幌を拠点に海外でも活躍されているアーティストの安藤文絵さんと総合博物館教員の指導のもと,文学部と水産学部,文学研究科,農学院の5名の学生が,Tシャツ制作に取り組みました。学生一人一人が心に響いた当館の展示物や展示空間をTシャツのデザインに落とし込み,コンペにより2つのデザインの商品化を決定しました。当館のミュージアムショップで販売するにふさわしいデザインを検討する過程で,学生達は何度も来館して見慣れている筈の当館の新しい魅力を発見したとのことです。彼らは,ミュージアムショップの関係者とも議論し,Tシャツのデザインだけでなく,色とサイズの選定も担いました。更に,Tシャツに同封するメッセージ冊子の制作,ポスターの制作,ミュージアムショップのディスプレイも担当しました。今後は来店者へのインタビューを実施し,本プロジェクトの成果を検証していきます。
是非ミュージアムショップで学生がデザインしたTシャツを手に取っていただければと思います。 |