グローバルCOEプログラム「境界研究の拠点形成:スラブ・ユーラシア世界」
夏季国際教育プログラムが終了 |
スラブ研究センターにおいて,本GCOEプログラムが主催する「境界研究」夏季教育プログラムが7月27日(火)から8月4日(水)にわたり開催されました。この教育プログラムは,大学院共通授業科目「境界研究T・U」としても開講され,国内外から様々な地域や分野を研究する専門家を講師として招き,英語による講義を通じて境界研究の多様な事象を紹介するというもので,日本の境界問題,旧ソ連の中央アジア,コーカサス,極東における移民問題,ヒマラヤ地域における境界問題,アジアにおける境界問題(海賊対策や輸出入管理)といったテーマが設定されました。
30名余りの履修者には,北大内の院生のみならず,海外(ロシア,カザフスタン,オーストラリア,中国,台湾,インド,トルコ,フィンランド,マケドニア,カナダ)からの若手研究者も含まれており,連日,講師との間で活発な質疑応答が交わされました。
講義最終日にはサーティフィケートも授与され,学内履修者にとっては英語講義に馴染む機会に,そして海外から参加した若手研究者にとっては,日頃馴染みない新たな境界問題に触れるまたとない機会になったようです。 |
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ロンドン大学Hutt教授の講義 |
総合博物館前で記念撮影 |
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(スラブ研究センター) |
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