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附属図書館で企画展示「北方古地図展」第二期「北方図の変遷」を開催

 9月1日(水)から12月27日(月)まで,附属図書館4階北方資料室入口掲示コーナーにおいて,企画展示「北方古地図展」第二期「北方図の変遷」を開催しています。(全2期)
 附属図書館は,北方地域に関する多くの資料を所蔵していますが,なかでも北海道(蝦夷),カラフト,千島の地図・図類は系統的に収集しており,大変興味深いコレクションのひとつになっています。
 第二期は,第一期「北海道図の変遷」に続き,蝦夷地からさらにカラフト島や千島の島々にまで調査をすすめてきた歴史を北方図を通じて概観し紹介します。
 幕府の役人であり探検家でもある近藤重蔵が蝦夷・南カラフト・千島を踏査して著した『蝦夷地図式』,北方探検家として知られる間宮林蔵が大陸に渡った際に作成した黒龍江沿岸とカラフト島の図『黒龍江中洲并天度』,松浦武四郎が開拓使に提出した彼の北方探検総集編ともいうべき『北海道国郡図』など,北海道とその北辺地域の歴史を伝える地図をパネルで展示しています。
 
展示風景
展示風景
 
間宮林蔵「黒龍江中洲并天度」
間宮林蔵「黒龍江中洲并天度」
近藤重蔵「蝦夷地図式」(二)『蝦夷地図』
近藤重蔵「蝦夷地図式」(二)『蝦夷地図』
 
松浦武四郎「北海道国郡図」
松浦武四郎「北海道国郡図」
 
(附属図書館)
 

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