8月28日(土)13時から医学部臨床講義棟,第4講堂において,一般市民を対象とした「胃癌とピロリ菌」をテーマとして市民フォーラムを開催しました。この市民フォーラムは検査・輸血部公益事業の一環として3年前より行なわれているもので,今年で4回目となり毎年多くの方にご参加いただいています。
「ピロリ菌」については新聞などでも取り上げられることも多いためか100名を超える参加者で会場に臨時の座席を用意して開催しました。
市民フォーラムは,松野一彦検査・輸血部部長の挨拶で開催され,検査・輸血部及び病理部の検査技師3名により「細菌検査室の立場から」,「病理検査」,「尿素呼気試験」それぞれについてのピロリ菌の検査法についての講演を行い,休憩を挟んで光学医療診療部の小野尚子医師による「ピロリ菌感染と胃癌−除菌治療における胃癌予防−」をテーマに講演が行なわれ,参加者一同熱心に聴き入っていました。
ピロリ菌の除菌経験者の方も多く参加されていて,講演後の質疑応答ではたくさんの質問が出て,ピロリ菌についてしっかりと知りたいという参加者の気持ちが伝わってくるようでした。
また,アンケートではこれからのテーマや市民フォーラム開催の案内についてなど,今後の参考にさせていただくご意見も多く寄せられました。 |
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挨拶する松野検査・輸血部長 |
光学医療診療部小野尚子医師 |
市民フォーラムの様子 |
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(北海道大学病院) |
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