平成23年度に北海道大学が主管校として開催する「第50回全国七大学総合体育大会」の公式マスコットが「ポプ等(ぽぷら)」に決定しました。このマスコットは,北海道大学の学生に募集を行い,同大会実行委員会による厳正なる審査を経て決定されたものです。
全国七大学総合体育大会は,学生が主体となり,北海道大学,東北大学,東京大学,名古屋大学,京都大学,大阪大学,九州大学が輪番制により開催している体育大会です。
昭和37年度に第1回大会が本学で開催され,言わば本学が同大会の発祥の地です。昭和36年に北海道大学体育会委員長となった阿竹宗彦 氏は,セミプロ化しつつある学生スポーツ界へのアピールとして,「学生自身の運営する総合体育大会」が必要と考え,競技ごとに個別に行われていた七帝戦を総合化した「国立七大学総合体育大会」の開催を提唱したことが,同大会誕生の発端となっています。通信網や交通網が現代より未発達の時代に,全国を駆け巡り開催までたどり着いた,北大の開拓者精神そのものの先人達の苦労が伺い知れます。
第50回大会は,平成22年12月11日(土)から開催した「アイスホッケー」を皮切りに,来年9月中旬までの間に全31競技が行われ,全国から約8,000名の学生が北海道に集います。
現在,来年7月2日(土)の「総合開会式(クラーク会館)」に向けて,本学の体育会が中心となって準備を進めており,また,同大会を盛り上げるための広報活動として,「ポプ等」のキャラクター商品の企画・開発を,体育会と北海道大学生活協同組合のタイアップで行われています。
この記念すべき第50回大会が,学生皆さんの心に刻まれる,熱くそして素晴らしい大会となることを願っています。 |