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第1回国際魚類テレメトリー会議の開催

 1995年から2年毎に欧州において8回開催されてきたヨーロッパ魚類テレメトリー会議(Conference on Fish Telemetry held in Europe:1回目ベルギー,2回目フランス,3回目イギリス,4回目ノルウエー,5回目イタリア,6回目ポルトガル,7回目デンマーク,8回目スウェーデン)を発展させ,記念すべき第1回国際魚類テレメトリー会議(1st International Conference on Fish Telemetry)を,6月12日(日)〜18日(土)に学術交流会館において開催しました。
 3月11日(金)に発生した東日本大震災,及び東京電力福島第一原子力発電所の放射能汚染により,フランスからの演題登録が全てキャンセルされるなど,22題の演題登録のキャンセルがありました。しかし,世界20か国から103名の海外参加者,99名の国内参加者がありました。また,海外企業7社,国内企業4社が企業展示を行いました。
 3題の基調講演,82題の口頭発表,19題のポスター発表,4題のワークショップが発表され,また6月18日(土)には,公益財団法人秋山記念生命科学振興財団25周年記念市民公開講座「回遊魚の不思議:サケ・ウナギ・ヤツメウナギ・マグロ」を同時通訳付きで開催し,海外と日本の研究者・技術者が8題の講演を行いました。

参加者揃っての記念写真
参加者揃っての記念写真

(北方生物圏フィールド科学センター)


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