留学生センター主催事業「ホリデー イン 日高」は,7月23日(土)・24日(日)の2日間,12カ国52名の外国人留学生と日本人学生16名が参加して開催されました。
今年で21回目となるこの交流事業は,日高町で開催される『ひだか樹魂まつり』に留学生が参加することにより,日本の伝統的なお祭りを体験し,地域の人々との交流を通して地方の生活・文化を学び,友好の輪を広げることを目的としています。
1日目は,昼前に国立日高青少年自然の家に到着し,すぐにオリエンテーションがありました。その後,昼食のバーベキューをしながら留学生と日本人学生の交流,そしてパレードで踊る「日高観光音頭」の練習をしました。今年の天候は晴れで確実に踊れるということで入念に練習が行われました。
その後,お祭り会場にバスで移動し,日高町の「道の駅」から練り歩いてきた町内の方々と合流し,「輪踊り」に参加し練習の成果を存分に披露しました。踊りの後は,出店や出し物を楽しみました。
1日目の最後は,沙流川の川縁で打ち上げられる花火に歓声をあげました。
2日目は,部屋の後片付けの後,朝食を取り,その後,日高青少年自然の家の担当者の指導する「交流プログラム」に参加し,皆思い思いに楽しんでいました。
再びお祭り会場に入り,最初に,1チーム5人が300kgの丸太を運んでタイムを競う「流送レース」の予選に留学生の4チームと地元の4チームが参加し,留学生の2チームを含めて上位4チームが本選出場になり,1時間半後,再びレースを行い,その結果,留学生チームは3・4位となり,賞品をもらい喜びに沸いていました。
「流送レース」の間に「国際交流ステージ」として,留学生による母国の踊りや歌を披露して拍手喝采を浴びていました。また母国の踊りの際には,地元の方々も参加し楽しんでいました。
最後のプログラムとして,「もちまき」が行われました。今年は『ひだか樹魂まつり』の40回記念ということで「もち」の数が多く10個以上もとった留学生もおり,皆歓声を上げながら参加していました。
最後の「別れのつどい」では,参加者を代表して中国の留学生から,この事業に参加して大変楽しかったと感想が述べられ,また,企画した関係者に感謝の言葉が述べられました。
今年は,天候に恵まれ,参加した留学生と日本人学生は日高の雄大な自然の中で繰り広げられた祭りを通して地域との交流,お互いの友情を深めることができた2日間でした。
 |
 |
バーベキューでの交流 |
交流プログラムに参加 |
 |
 |
丸太を運ぶ流送レース |
ステージで歌う留学生 |
 |
全員揃っての記念撮影 |
(国際本部国際支援課)
|