8月9日(火),理学部で鈴木 章名誉教授のレリーフ像のお披露目の式が開催されました。このレリーフ像は,理学部化学科の24期生(昭和29(1954)年3月卒業)である鈴木先生が,世界的な栄誉であるノーベル賞を受賞されたことを記念して理学部7号館の大講義室前に掲げたものです。このたび,鈴木先生を理学部にお招きしてレリーフ像のお披露目の式を開催しました。
当日,会場となった大講堂では100人以上の教職員と学生が大きな拍手で鈴木先生をお迎えしました。式は理学研究院化学部門の及川英秋教授の司会により進められ,最初に及川教授からレリーフ像を作成することとなった経緯などが話され,引き続き山下正兼理学研究院長の挨拶,そして鈴木先生が理学部化学科での学生時代,助手として勤めた頃の思い出話などを織り交ぜながらレリーフ像の作成について謝辞を述べられました。その後,レリーフ像が掲げられている大講義室前に移動して鈴木先生,山下研究院長,理学研究院化学部門長の武次徹也教授により除幕式が行われました。
このレリーフ像は,高岡市在住で北海道出身の造形家,楢原北悠氏が制作したものです。鈴木先生のやさしい笑顔が表現されている像は,気さくな人柄のなかにも威厳を感じるすばらしい作品となっています。化学科の講義が行われる大講義室の前に掲げられたレリーフ像を目にするたびに学生たちは,偉大なOBと同窓であることを誇りに感じ勉学の励みとすることでしょう。
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挨拶する鈴木名誉教授 |
挨拶する山下研究院長 |
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鈴木先生,山下研究院長,武次化学部門長で除幕 |
鈴木先生とレリーフ像 |
(理学院・理学研究院・理学部)
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