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水産科学院で国際サマースクールを開催

 水産科学院では,8月7日(日)から12日(金)までの間,大学院生を対象として国際サマースクールを開催しました。同スクールでは水産業におけるサステナビリティ(持続可能性)の実現を目標に掲げ,特に今回は東日本大震災からの水産業の復旧と復興について考えることをテーマとしました。
 講師には本学教員に加え,ブリティッシュコロンビア大学のラシッド・スマイラ教授及び鹿児島大学の加藤泰久教授を招き,オールイングリッシュによる講義・グループワークを提供しました。
 また,同スクール中にはショートトリップ(2泊3日)として,今回の震災・津波で被害を受けながらも,復旧・復興にいち早く着手した八戸地域を訪問し,実際に震災・津波被害に遭遇・対応された方々から,当時及び現在の状況と復旧・復興における課題等を学びました。参加した18名の大学院生(日本人6名,外国人留学生12名)にとっては,貴重な体験となったことと思われます。
 なお,同スクールは,水産科学院の中期目標・中期計画に盛り込まれている,いわば目玉の事業であり,来年度以降も継続して実施する予定です。

講演の様子 講義の様子
講義の様子
グループワークに励む参加学生 グループワークに励む参加学生
グループワークに励む参加学生

(水産科学院・水産科学研究院・水産学部)


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