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附属図書館本館で「北海道大学全学インターンシップ」を実施

 附属図書館本館では,8月22日(月)〜30日(火)の7日間,本学で実施した「全学インターンシップ」の学生2名を受入れました。
 全学インターンシップは,高い職業意識の育成や実社会に触れることによる学習意欲の向上等を目的として,学生が自らの専攻や将来のためのキャリアに関連した就業体験を行うものです。
 附属図書館としても,実習生に図書館業務全体を理解してもらうとともに利用者でもある実習生から図書館サービスに対する提案を聞くという目的を持って実習プログラムを作成しました。
 初日はオリエンテーションの中で,実習生の志望動機や各自の課題と本館が抱える利用者サービスの課題等について意見交換を行いました。その後,蔵書検索,図書や雑誌の収集・保存,電子ジャーナルの契約,機関リポジトリ(HUSCAP)登録,図書の目録,窓口業務,レファレンス業務,情報リテラシー業務等,主な図書館の業務を体験してもらいました。
 最終日には成果発表としてプレゼンテーションを行い,それぞれの業務に対する感想や意見をまとめてもらいました。プレゼンテーションに続いて,実習生と図書館職員との意見交換会を行い,実習生からは「たくさんの業務を経験できたので,その中で自分の研究分野や経験を生かせる業務もあると感じた」,「利用者からは直接見えない多くの業務によって図書館のサービスが成り立っているということがわかった」,「図書館の仕事は意外と体力が必要だと感じた」などの感想が寄せられました。また,相互貸借・文献複写・電子ジャーナル・リモートアクセス・機関リポジトリ(HUSCAP)等の効果的な広報の仕方や本館が検討している書庫の利用方法についての提案が出され,双方にとって実り多い体験になりました。

プレゼンテーションを行う実習生 実習生と図書館職員との意見交換会(最終日)
プレゼンテーションを行う実習生 実習生と図書館職員との意見交換会
(最終日)

(附属図書館)


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