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理学研究院が「第7回 先端化学に関する
北海道大学−南京大学交流シンポジウム」 を開催

 理学研究院化学部門では,本学理学研究科(現 理学研究院)と中国南京大学化学化工学院との間で締結された「友好学術交流協定」を受け,2005年より南京大学と隔年で場所を替えながら先端化学に関する交流シンポジウムを開催しています。
 本年度は,蘇州大学において11月10日(木)から12日(土)の日程で「第7回先端化学に関する北海道大学−南京大学交流シンポジウム」並びに「2011年南京大学−蘇州大学−北海道大学−NIMS/MANA交流シンポジウム」を開催しました。
 本学と南京大学から参加する教員はお互いにかなり親交を深めており,1年ぶりの再会を懐かしみました。オープニングでは,南京大学のXinghua Xia教授,蘇州大のJianping Lang教授,本学の武次徹也教授が各大学のアクティビティについて紹介を行い,引き続き行われた6件の特別講演,18件の招待講演を通して,物理化学,無機化学,錯体化学,分析化学,材料化学,理論化学と化学の幅広い分野で活発な討論を行いました。
 特別講演・招待講演では,本学教授6名,NIMS/MANA研究員2名,南京大学教授4名,安徽師範大学教授12名が最新の研究成果を報告しました。
 本学から参加した大学院生8名はポスターセッション(発表件数26件)で発表を行いましたが,講演においても積極的に質問し,中国の研究者,学生とも短期間のうちに交流を深めることができました。
 懇親会は終始和やかな雰囲気で行われ,「乾杯」を繰り返しながら大いに親交を深めました。
 次年度は,第8回北海道大学−南京大学交流シンポジウムを本学で開催することを約束し,会を閉じました。

シンポジウム会場前(蘇州大学)での集合写真
シンポジウム会場前(蘇州大学)での集合写真

(理学院・理学研究院・理学部)


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