経済学研究科・経済学部では,11月24日(木)に,「経済学部3年生,研究生のための大学院ガイダンス」を開催しました。本研究科教員による大学院経済学研究科ならびに会計専門職大学院の説明,現役大学院生による大学院の魅力や院生生活の紹介,質疑応答という順でガイダンスが進められました。経済学部生6名を含む12名の出席者があり,熱心に内容に耳を傾けていました。
就職活動の早期化に対する懸念から,経団連は今年度に新たな方針を打ち出し,会社説明会などの開始時期が学部3年生の12月となりました。本ガイダンスは,就職活動のスタート目前に実施されたもので,学部卒業後の進路が就職だけではなく,大学院進学もひとつの選択肢であることを知ってもらうことを目的としています。
大学院生と学部生が同じ研究室で実験などを行う理系の学生と比較すると,文系学部生の多くにとって大学院は遠い存在であり,どのようなところなのかについての具体的なイメージが持ちにくいと思います。そこで,大学院の目的や特徴,実際の勉学について,教員と大学院生の双方の視線で情報提供を行いました。出席者からは,就学上の疑問点,修了後の進路,あるいは大学院在学中の交換留学の可能性などについての活発な質問が出され,大学院への関心をうかがうことができました。この意味でも有意義な場となったと考えています。
学生が,卒業後の進路をより多面的に考える機会が得られるよう,経済学研究科・経済学部では今後もこうしたガイダンスを定期的に開催していく予定です。
 |
教員による研究科紹介 |
   |
大学院生による「大学院への道」紹介 |
(経済学研究科・経済学部)
|