当日は,呂興忠先生・胡採連先生の引率のもと,13名の生徒(洪儀庭さん,陳




彰化高級中学では,今回初めて,修学旅行先に北海道を選びました。生徒各自は,北海道にまつわる人物・科学・文学・歴史等をテーマに事前学習に取り組んで,修学旅行に臨みました。大学文書館では,ョ維駿さんから札幌農学校第18期生の川上瀧彌(台湾総督府技師・植物学者)について,楊承侑さんから同第19期生の有島武郎(大学予科教授・小説家)について資料見学をしたいとの申し出を受け,今回の資料見学会を企画しました。
見学会は,1「川上瀧彌の一生」,2「有島武郎の学生生活」と題して,川上瀧彌・有島武郎の(1)札幌農学校在学時代,(2)卒業後の活動にまつわる資料(文書,写真,書簡,刊行物等)を陳列し,ふたりの足跡をたどりました。陳列資料のキャプションや配付パンフレットの翻訳,展示ガイド通訳には,連長順さん(教育学院博士後期課程)が協力してくださいました。また,川上瀧彌が大叔父にあたる佐藤政雄氏も,サプライズとしてお越しくださいました。
大学文書館では,今後も,受贈した個人資料や沿革文書・写真等を活用して,見学会を企画して,交流を深めていきます。