本学の実験室等において薬品などの化学物質を取り扱う場合,取扱者は消防法や労働安全衛生法といった各種法令を遵守し安全や健康を管理することはもとより,併せて環境への配慮などが求められているところです。
安全衛生本部では,6月13日(水)から7月5日(木)にかけて,以下の内容により,学生・教職員等を対象に薬品などの化学物質を扱う際の注意点等を説明するため,部局等において「化学物質取扱講習会」を実施しました。
本講習会の会場では,特に学部学生が,これまで何気なく授業で使ってきた薬品や有機溶剤が,いろいろな法令により規制されていることを知る機会となり,緊張した面持ちで聞き入っている様子も見受けられました。
なお,本講習会は,毎年開催する予定となっています。化学物質を扱う方は,積極的に受講するようお願いします。
講習会の内容等
1.消防法,毒物及び劇物取締法及び労働安全衛生法上の安全管理(担当:安全衛生本部 特任准教授 川上貴教)
2.国際規制物資に関する注意点(担当:安全衛生本部 特任教授 関 興一)
3.廃液の処理(担当:環境保全センター 特任助教 江見清次郎)