6月11日(月)・12日(火)の両日,北海道大学歯学部及び北海道大学病院が当番校となり,平成24年度国立大学歯学部長・歯学部附属病院長会議をホテル札幌ガーデンパレスで開催し,11日(月)に病院長会議,学部長・病院長会議(合同会議)及び懇親会を,12日(火)に懇談会を行いました。
同会議には,全国の国立大学歯学部長・歯学部附属病院長をはじめ,九州歯科大学歯学部長・病院長と全国医学部附属病院歯科口腔外科科長会議事務局担当教授が出席したほか,文部科学省からは高等教育局医学教育課の村田善則課長ほか4名,同国立大学法人支援課の米澤聡司課長補佐ほか1名,厚生労働省からは医政局歯科保健課の青木 仁主査が出席し,その他各大学の関係者とあわせて66名が出席しました。
合同会議では,村田課長から歯学教育の改善・充実に関するこれまでの取り組み及び今夏の電力需給対策等について,米澤課長補佐から平成24年度国立大学及び国立大学附属病院の予算,大学改革を巡る昨今の状況及び大学改革実行プランについて,青木主査からは歯科保健医療を取り巻く最近の状況について説明があり,その後質疑応答が行われました。
また,病院長会議では,歯科医師臨床研修の相互評価や医療事故防止のための相互チェックの結果について報告や協議がなされたほか,合同会議では,秋入学,歯学部の優秀な人材の確保,臨床教育の充実及びグランドデザイン提言の取り組み状況等について,各大学の状況が紹介されるとともに活発な議論が行われました。