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日本語教授法ワークショップ開催

国際本部前での集合写真

国際本部前での集合写真

 7月16日(月)から20日(金)までの5日間,国際本部留学生センターにおいて,日本語教授法ワークショップを開催しました。
 この催しは,本学と大学間交流協定を締結している協定校で日本語教育に携わっている先生方をお招きし,協定校における日本語教育をより一層充実したものにするためのお手伝いをするとともに,協定校の日本語教員と本学留学生センターの日本語教員の交流を図ることを目的に開催しています。平成20年にスタートした本ワークショップも,本年度で5回目の開催となり,今回は,中国,タイ,そしてインドネシアの協定校より,7名の先生方が参加しました。
 初日の開講式では,杉浦秀一留学生センター長から,このワークショップの趣旨説明や歓迎のメッセージがありました。留学生センターの教員及び協定校からの参加者が自己紹介をする際には,各々の指導環境などについての簡単な話もあり,参加者はそれぞれ熱心に聞いていました。その後に行われた交歓会でも,留学生センターの教員と参加者は,互いの経験や状況などの情報交換をしながら親交を深めました。
 2日目からのワークショップでは,留学生センターの教員3名による,会話,発音,学生間交流型科目の開発などについての講義や,授業見学が行われました。参加者からは実践的な内容だったので今後の授業に生かしたい,内容が豊富で充実した5日間だった,などの感想を得ました。
 また期間中,講義や課外行事を通して,留学生センターの教員と参加者の間で活発な意見交換や情報交換が行われました。また,学内ツアーや市内ツアーでは,参加者は本学や近隣の施設,札幌における留学生の住環境などについて熱心に見学し,自身の大学の学生に本学への留学を安心して勧めることができると感じたようです。すでに留学している学生と会い,こちらでの実際の生活・学習環境についてヒアリングされた先生もいました。
 最終日の閉講式では,コーディネータの山下好孝留学生センター教授より総括があった後,各参加者に修了証書が手渡されました。各々が今回得たワークショップでの成果を自校に戻って活用したいと述べ,また,互いのこれからの交流を約束して,ワークショップは好評のうちに終了しました。
 この催しは来年度以降も引き続き開催していく予定です。
授業見学の様子

授業見学の様子

学内ツアー(札幌農学校第2農場)

学内ツアー(札幌農学校第2農場)

(国際本部国際支援課)

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