8月10日(金)午後4時30分から,国際本部大会議室において,国際本部留学生センター日本語研修コース研修生の修了式を行いました。
この日本語研修コースは,大使館推薦の外国人留学生に対して大学院進学前の予備教育として開設されている6か月間の研修コースで,今回修了した研修生は,本年4月に入学した8か国からの9名です。10月からは,本学の研究科等で引き続き学ぶことになっています。
修了式では,来賓や指導教員の方々が見守るなか,本堂武夫国際本部長から留学生一人ひとりに修了証書が授与されました。その後,杉浦秀一留学生センター長から,日本語でお祝いの言葉があり,学生が真剣に聞き取ろうとする様子に,杉浦留学生センター長がゆっくりと話して応えるなど,和やかな雰囲気となりました。最後に集合写真を撮影しましたが,その後もしばらく学生たちは,指導教員やこの半年間で親しくなった学生同士で写真撮影を続けていました。
修了式に引き続き,午後5時から,国際本部大講義室において,同コースのほか,昨年10月に入学した日本語・日本文化研修コース(日研コース)と北海道大学短期留学プログラム(HUSTEP)の合同修了祝賀会を催し,来賓や指導教員の方々も併せて約100名が出席しました。
日研コースは,母国で日本語・日本文化に関する教育を行う学部に在籍している留学生に対して日本語,日本文化,日本事情に関する教育を行う1年間の研修コースであり,HUSTEPは,本学の協定校に在籍する学生に対して原則として英語による授業を実施するプログラムです。今回各コースに参加した学生数は,日研生25名,HUSTEP生36名でした。
祝賀会は,杉浦留学生センター長の発声による乾杯で始まり,修了生たちは,学生同士はもちろん,お世話になった先生方とも語らい,楽しい時を過ごしていました。
途中,各コースの代表者が,すっかり上達した日本語のスピーチで日本語の勉強や本学での楽しかった学生生活の思い出などについて語り,祝賀会を盛り上げました。最後に留学生センターのピーター・フィルコラ准教授からねぎらいとお祝いの言葉があり,祝賀会が終了しました。会の終了後も,多くの学生がラウンジに残り,名残惜しそうに歓談し,写真撮影を行っていました。