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井口 學名誉教授が産学官連携功労者表彰を受賞

 9月28日(金),内閣府等が主催となり,第11回産学官連携推進会議が東京国際フォーラムで開催されました。
 これはイノベーション・ジャパン2012(関連記事)と同時に開催されたもので,第4期科学技術基本計画(平成23〜27年度)が目指す技術イノベーションの実現に向けて,「我が国の未来のイノベーションを支える科学技術の推進」をテーマとしています。年に1度開催され,産学官連携功労者の表彰は今年で10回目となりました。
 会議では優れた産学官連携活動の従事者から活動内容をテーマとした講演会が開催されるとともに,特に顕著な成果を挙げた方については,産学官連携功労者として表彰を受けました。
 本学からは井口 學名誉教授・工学研究院特任教授が,経済産業大臣賞として産学連携功労者表彰を受賞しました。
 共同で研究を行っている株式会社ヒューエンスとともに「汚泥発生量を従来の1/10以下に低減する旋回噴射式オゾン排水処理システム」の開発を行い,汚泥処理コストの削減,機器の省エネ・省スペースを実現し,東日本大震災被災地においては生活排水処理システムとして導入され,震災復興の一端としても貢献したことが受賞へと繋がりました。
授賞式の様子(左:井口名誉教授)

授賞式の様子(左:井口名誉教授)
 

井口名誉教授(右)と(株)ヒューエンス 設樂守良代表取締役(左)

井口名誉教授(右)と
(株)ヒューエンス 設樂守良代表取締役(左)

(研究推進部産学連携課)

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