人材育成本部のS-cubicとHoP-Stationでは,9月3日(月),学術交流会館において「赤い糸会&緑の会」を開催しました。
本会は,企業と若手研究者(DC,PD)との直接情報交換会であり,企業には若手研究者の高い専門性や総合力を理解いただき,若手研究者には企業の研究開発活動や企業における博士の活躍状況等を知ってもらうことで,相互理解を深め,視野の複線化,活躍フィールドの拡大を図ることを目的としています。
今回で「赤い糸会&緑の会」は延べ18回目の開催となり,若手研究者の参加も回を重ねるにつれ増加し,理学院,薬学研究院,生命科学院,農学院,総合化学院,工学院,情報科学研究科,医学研究科,歯学研究科,環境科学院,水産科学院,遺伝子病制御研究所等から34名(DC:28名,PD等:6名)の若手研究者が参加しました。また企業からも,医薬,食品,ゴム製品,電気,化学,非鉄金属,鉄鋼,精密機器,輸送用機器等の各種業界から16社(31名),さらには次回参加希望のオブザーブ企業等から2社(2名)にご参加いただきました。
本会では,冒頭の人材育成本部副本部長の有賀早苗教授による趣旨説明の後,参加企業の皆様から業界動向や博士の活躍状況等の紹介が行われ,その後,若手研究者の自己紹介ポスター発表,企業ブースを訪問しての個別情報交換等が活発に行われました。
さらにはこの「赤い糸会&緑の会」を通じて企業に就職した若手研究者の先輩方も本会に参加し,後輩達に対して熱い思いを語ってくれました。
開催後のアンケートでも,「大変有意義な機会でした!」「様々な分野の情報交換ができ,認識を新たにしました!」「もっと時間を長くしてほしい」「ぜひ次回も参加したい!」との声を数多くいただくことができました。
次回11月30日(金)においても,既に15社のエントリーが確定しており,来年2月14日(木)には東京開催も予定しています。
終わりに,人材育成本部では以上の活動に加えて,企業研究視察,Advanced-COSA,J-window,プレゼンセミナー,キャリアパス多様化支援セミナー,キャリアマネジメントセミナー,企業での長期インターンシップ等を通して,これまで以上に若手研究者の実践力を高めることへ注力して参りますので,今後ともご理解とご協力をよろしくお願いします。
なお,興味のある方は人材育成本部のホームページ(http://www2.synfoster.hokudai.ac.jp)をぜひご覧ください。