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教育学部で「ESDキャンパスアジア in 北大 2012」を実施

講義後の集合写真

講義後の集合写真

 教育学部では世界が直面する持続的発展の危機に対し,東アジアの学生が共同して学習し,将来の教育の在り方を考えることを目的に「ESD (Education for Sustainable Development)キャンパスアジアプロジェクト」を主導しており,今年も8月19日(日)から25日(土)までの1週間,高麗大学校(韓国)の学部生5名と教員2名,ソウル大学校(韓国)の学部生5名と大学院生2名,さらに北京師範大学(中国)の学部生5名と教員1名の総勢20名が海外から本学に参集しました。
 このプロジェクトのもうひとつの目的は,大学の枠を越えて,現在の持続性の課題を国際的視点で議論し合い,かつ学習・生活時間を共有することで東アジアを先導する大学の教員・学生間の人脈を作ることにあります。
 海外の学生は本学の学部生11名とともに英語による短期集中講義を受講し,ファシリテーターとして参加した大学院生のもとでグループに分かれてディスカッションを行い,それぞれ調べた情報を共有し,議論内容を交換し合うためグループ代表によるプレゼンテーションを行いました。
 また,25日(土)にはオプションのエクスカーションとして大学を離れ,一同は支笏湖,羊蹄山,小樽を巡り,北海道の短い夏を満喫しました。本プロジェクトは双方向性の学生交換のため,10月より本学の学生が3派に分かれ,それぞれ高麗大学校,北京師範大学,ソウル大学校を訪れ,各大学でのESD集中講義を受講するとともに友情を深めることになります。
学生によるプレゼンテーション

学生によるプレゼンテーション

エクスカーション(小樽)

エクスカーション(小樽)

(教育学院・教育学研究院・教育学部)

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