9月27日(木),低温科学研究所講堂において「第5回低温研技術部セミナー」を,翌28日(金)には,工学部アカデミックラウンジ2において「第5回工作技術フォーラム」を,本学工作技術交流会主催・教育研究支援本部共催により開催しました。本フォーラムは,本学の機械工作系の技術職員で組織されている工作技術交流会が企画したもので,今回は,工学研究院の技術職員が幹事となり開催しました。
第5回低温研技術部セミナーでは,高エネルギー加速器研究機構の安島泰雄氏から「超伝導空洞製造技術開発のための電子ビーム溶接(EBW)基礎試験」と題し,そして長岡技術科学大学の星野英夫氏からは「今さら聞けないドリルの話」と題して講演いただきました。
一方,第5回工作技術フォーラムでは,道内の高等専門学校や室蘭工業大学からの5件の発表を含め,全体で10件の技術発表があり,最後には,工学研究院工学系技術センター長の名和豊春教授が,「研究開発におけるセレンディピティとの出会い」と題して講演を行いました。
また,今回は施設見学として学内の機械・ガラス工作室の見学を行い,2班に分れ20名の方が参加しました。
2日間ともに,30名を超える学内外の技術職員や研究者が集い,最先端の装置開発等について活発な意見交換が行われ,大変有意義なものとなりました。