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教育学研究院が韓国公州大学校とのジョイントシンポジウムを開催

シンポジウムに出席された先生方

シンポジウムに出席された先生方

 教育学研究院では2月26日(火)から28日(木)にかけて,韓国公州大学校と本学教育学研究院とのジョイントシンポジウムを開催しました。開催は毎年本学と公州大学校の双方のいずれかで行っているものです。今年は本学教育学研究院において開催され,第一部「未来社会の持続可能性のための教育(Education for Sustainable Development in Future Society)」,第二部「グローカル社会における生涯学習・福祉・労働(Lifelong Learning, Welfare and Work in Glocal Age)」のテーマを掲げて行いました。
 シンポジウムでは公州大学校から5名,本学教育学研究院から7名,計12本の研究報告がなされ,それぞれにコメンテーターが付き活発な討議が行われました。双方にとって学術的にも実践的にも,方法論,課題意識,解決の方策等において有意義な討議ができたといえます。参加者も,本学教員,大学院生・学生,他大学研究者,市民の方々と広がりのあるシンポジウムでした。平成26年度は,韓国公州大学校で開催される予定です。

シンポジウムのタイトル及び報告者

第一部

 「ESDの再構築と社会健康教育」(河口明人教授)
 「韓国の健康増進政策と公州市地域保健医療事業の実際」(Kim Hee Kyung教授)
 「(韓国での)パソコンゲーム及び運動が中学生の攻撃性に与える影響」(Park Inkyu副教授)
 「大学新入生(北大)における学業成績とメンタルヘルス及びActive Livingの重要性」(水野眞佐夫教授)

第二部

 「改革変動時代における日本の生涯学習と教育の課題」(姉崎洋一教授)
 「韓国の生涯学習と地域づくりのローカルガバナンスの新しい動向
  −社会的経済とまちづくり政策を中心に」(Yang Byungchan教授)
 「中間地帯の再建による社会空間の変容−若者問題が要請するあらたな社会教育像」(宮ア隆志教授)
 「グローバル時代の若者(青少年)自立支援−地域援助体制の再編成」(間宮正幸教授)
 「地域貢献のための新しい大学生涯教育体制の探索(韓国)」(Park Sangok助教授)
 「地域住民の生涯学習と大学の役割−大学渉外学習センターの現状と課題」(木村 純教授)
 「高齢層女性の職業能力開発支援方策(韓国)」(Park Seong-Hie研究教授)
 「生活保護基準の引き下げをめぐる論点(日本)」(松本伊智朗教授)

(教育学院・教育学研究院・教育学部)

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