高等教育推進機構では,TAの心構えや役割の理解を深めることを目的に,高等教育研究部高等教育開発研究部門が中心となって,平成10年度から全学教育を担当する新任TAを対象に研修会を開催しています。今年度は4月4日(木)に,大講堂及び講義室等を会場として開催し,約250名が参加しました。
午前の部では,新田孝彦高等教育推進機構長の挨拶に続いて,役員補佐の山口淳二教授による講演「北海道大学の全学教育について」及び文学研究科の瀬名波栄潤教授による講演「TAの心得」等が行われ,参加者は熱心に聞き入っていました。また,教員と大学院生をパネラーに招いたパネル討論「TAの可能性〜現状と理想」では,積極的な意見交換が行われました。
午後の部では,グループ学習として14の分科会に分かれて「授業におけるTAの役割」や「TAに期待される業務内容」等を中心に討論・発表等が行われ,参加者はTAの役割等についての理解を深めていました。