経済学部では,4月5日(金)午後3時から,人文・社会科学総合教育研究棟W103講義室において,新入生オリエンテーションの一環として,経済学部1年生と総合入試から経済学部に進級した2年生を対象としたメンタルヘルス講演会を開催しました。講演は,教育学研究院准教授で,「学生相談室何でも相談員」である渡邊 誠氏により行われ,「ストレスとは何か」,「学生生活の中でストレスを引き起こすもの」,「ストレス対処法」などについて,豊富な事例を交えて説明がありました。
具体的には,(1)大学入学という変化の中で辛いことだけでなく楽しいことにもストレスが含まれていることがあり,一つひとつは小さなストレスでも一度に多く抱えてしまうと耐えられなくなることがある,(2)ストレス対処として様々な方法があるが,最も重要なのは睡眠であり,上手く眠る方法を見つけることが大切である。また,互いに支え合う気持ちが力になる,(3)本学には様々な相談機関があるのでぜひ活用してください,などの説明がありました。
当日は200名近い学生及び教職員が参加し,非常に真摯にメンタルヘルスの問題をとらえ,熱心に講演に聴き入っていました。