薬学部では,5月7日(火)午前8時45分より,平成25年度薬学実務実習開始セレモニー「臨床現場へあがるための心得」を挙行しました。
この式は,薬学部が6年制の薬学科(薬剤師を養成)と4年制の薬科学科(薬を作り出すための研究者や技術者を養成)の2学科制となってから4回目の実務実習(病院実習・薬局実習)に,薬学科5年次生が臨むにあたって実施したものです。学生は,実習中のユニフォームとなる真新しい上下の白衣に身を包み,引き締まった面持ちで参加していました。
式には,南 雅文薬学部長,菅原 満教務委員長,実務実習担当教員らが出席し,実務実習の趣旨や学生に期待すること,昨年度実施された実務実習をふまえての注意点などとともに,激励の言葉が伝えられました。
受け入れ施設からは,北海道大学病院薬剤部 山田武宏薬剤部副部長,株式会社アインファーマシーズ 富樫聖子運営研修部課長,株式会社ツルハ 吉町昌子調剤運営部長が出席し,臨床の現場・患者さんに直接接する場で実習に臨む際の心構えなどが伝えられ,学生たちの神妙に聞き入る様子が見られました。
式の終わりには,南薬学部長から学生一人ひとりへ実習中着用するネームプレートが手渡され,病院・薬局合わせて5か月に及ぶ実習への壮行となりました。