薬学部では,6月24日(月)午後2時45分から,薬学部臨床薬学講義室において,主に学部2年次生を対象としたメンタルヘルスケア講習会を開催しました。本講習会は,学生がメンタルヘルスケアについての理解と関心を深め,健康で快適なキャンパスライフを送ることができることを目的として,保健センターのカウンセラーで臨床心理士である武田弘子氏を講師に迎え行われました。
講習会では,心理テストPHQ-9による自己分析に始まり,日常生活管理の重要性や,適切な自己主張による対人関係のコツ,ハラスメントへの対応,アルコール等の物質依存の恐ろしさ等を学ぶとともに,最新の統計データを交えた自殺問題への対応,ゲートキーパーの役割等について講演がなされました。当日は85名の参加者があり,武田氏の説明に熱心に聴き入っていました。
参加者からは,「今の自分の状態を客観的に見ることができた」「生活改善に役立った」「精神的に弱っている人に対する対応の仕方が分かった」などの感想が多数寄せられました。