教育学部では,平成23年度から実施している双方向性学生交換「ESDキャンパスアジアプロジェクト」の北大集中コースを8月19日(月)から8月26日(月)までの日程で開催しました。
今年度はタイ王国からチュラロンコン大学が加わり,高麗大学校,ソウル国立大学校,北京師範大学の東アジア有力校4校の学部学生20名(各5名)が結集し,本学部学生20名とともに,総勢40名が,ESD(Education for Sustainable Development)関連主題(Sustainable Lifestyle, Health Promotion, Cultural Diversity, Environmental Education, Indigenous Knowledge)について,英語による講義を受講しました。
今回は交換講義としてソウル大学校から講師を招き,また,本学サステイナビリティ学教育研究センターからも応援を受け,学生たちは講義受講後に毎日2時間のグループディスカッションで意見を交換し,その討議内容のプレゼンテーションを行うという主体的な学習に取り組みました。一日のエクスカーションの後,最終日には4時間に亘る総合討論を実施し,修了者には単位認定とともに修了書が手渡されました。
このプロジェクトはESD学習ばかりでなく,ともにアジアの学生が国際的な人脈を形成することによって,持続可能で平和な世界をどのように形成するかを将来に亘って連携して考え続けるキャンパス環境を準備するものです。9月以降は本学部学生が上記の4大学に短期留学し,各々の大学のESD主題を学習する予定です。