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経済学研究科で嶺南大学校商経大学との共同セミナーを開催

 経済学研究科は,9月5日(木)に嶺南大学校商経大学との第7回共同セミナーを開催しました。これは,平成13年以降,学術交流協定に基づき隔年で両校交互に開催されているものです。
 当日は午前10時から午後5時まで4つのセッションが行われ,嶺南大学校からの4名を含む計11名が英語で研究発表しました。題目は,インターネット・ショッピングにおける消費者の不確実性,寡占の代替的目的,コワーキング概念,韓国酒類産業における広告費・売上高の関係,中印市場における韓国多国籍企業の子会社,国際サービスの比較優位性,地域貿易協定の海外直接投資に対する影響,市場制度の分業に対する影響等,経済・経営各分野で多岐にわたりました。
 また,今回は博士課程の学生によるポスター発表も行われ,日本人学生・留学生3名が近世中国・英国の所有権制度,独立コンゴの鉱物輸出,租税競争と技術援助について研究報告しました。本研究科長・教員・専門研究員・大学院生など多数の参加者が加わり,活発かつ濃密な質疑応答が行われました。さらに,報告論文集も印刷・配付されました。
 今回の共同セミナーでは,日韓両国の研究者の関心方向や研究内容を知ると同時に,経済学・経営学の国際動向を共通軸に重層的な学術交流ができました。海外協定校との連携強化やグローバルな研究教育の拠点形成等,研究科の国際戦略にも貢献しました。
嶺南大学校商経大学 金 h洙教授

嶺南大学校商経大学 金 h洙教授

「エンレイソウ」の前で記念写真

「エンレイソウ」の前で記念写真

(経済学研究科・経済学部)

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