情報法政策学研究センターでは,8月17日(土)から20日(火)までの4日間,人文・社会科学総合教育研究棟において,サマーセミナー「最新の知的財産訴訟における実務的課題─著作権・不正競争・商標権編─」を開催しました。
本セミナーは,本センターが日本弁理士会から弁理士の継続研修のための外部研修機関としての認定を受けて,平成21年度から毎年度開催しているものです。受講者は,知的財産事件に携わる実務家(弁理士,弁護士,企業の知的財産部員等)ばかりでなく,大学の教員及び大学院学生など幅広い分野にわたり120名を超えました。
第5回目となる本年度は,本センターの兼務教員の田村善之教授,外部招聘講師のユアサハラ法律特許事務所の青木博通弁理士,早稲田大学法学部の上野達弘教授によって,著作権・不正競争・商標権に関する実務的課題につき,数々の重要裁判例を踏まえて分かりやすく講義が行われました。受講者は熱心に受講するとともに,各講師は講義の最後の質疑応答では現実に即した様々な質問に対し,丁寧に答えられていました。
本セミナーの初日終了後,早速一部のブログやツイッターで受講者から本センターでの研修中の模様や講義を受けた感想が投稿されており,本年度のサマーセミナーも多くの温かい反響を頂いた中で盛会裡に終了しました。