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国際宇宙ステーションで低温科学研究所と
JAXA(宇宙航空研究開発機構)による氷結晶成長実験を実施

 11月19日(火)から地上400km上空にある国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」にて,低温科学研究所 古川義純所長とJAXA(独立行政法人宇宙航空研究開発機構)との共同実験「生体高分子の関与する氷結晶成長−自励振動成長機構の解明」が開始されました。実験は,平成26年4月ごろまで継続する予定です。
 今回の宇宙実験は,古川所長自身2度目の実験となります。平成20年12月〜平成21年2月に行われた1度目の実験では,重力や対流の無い無重力状態で純水からの氷結晶成長の観察実験を行い,成功しました。
 今回の実験では,純水に不凍タンパク質を混ぜた水溶液からの氷結晶成長実験です。この不凍タンパク質は氷点下の極地海洋域で生息する魚などの体内にも存在し,体温が氷点下になって凍りつくのを抑制する物質です。この不凍たんぱく質が,どのように氷が結晶化するのを抑制するのかを重力や対流の影響を受けない無重力環境で実験し,その機構解明を目指します。
 また,今回の実験で使用されている装置には本研究所技術部 中坪俊一技術専門職員が開発した氷結晶成長セルシステムが組み込まれ使用されています。この装置は4年の歳月をかけて開発され,8月4日(日)JAXA種子島宇宙センターからH2Bロケット補給機HTV4号機によって打ち上げられました。
JAXAホームページ〜Ice Crystal 2〜
  氷の結晶をコントロールするタンパク質の秘密とは「生体高分子の関与する氷結晶成長−自励振動成長機構の解明」
  http://iss.jaxa.jp/kiboexp/theme/second/ice_crystal2/
H2Bロケット打ち上げ風景

H2Bロケット打ち上げ風景

JAXA内での実験風景(1)(古川所長(右から2人目)と佐ア 元教授(右から4人目),長嶋 剣助教(右から3人目)

JAXA内での実験風景(1)
(古川所長(右から2人目)と佐ア 元教授
(右から4人目),長嶋 剣助教(右から3人目)

JAXA内での実験風景(2)(左から中坪技術専門職員,長嶋助教,麻川明俊博士研究員)

JAXA内での実験風景(2)
(左から中坪技術専門職員,長嶋助教,麻川明俊
博士研究員)

(低温科学研究所)

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