本学は「オープンファシリティ」として先端機器の有効利用と研究費の効率的運用を目的とし,研究機器・設備の共同利用による共有化,民間利用の促進・地域貢献を進めてきました。平成25年度,本学は,文部科学省の研究大学強化促進事業に採択されました。
当事業は本学の研究力強化の一環として,共用機器のより広範な利用による最先端機器の産業への応用,産学共同研究のより一層の推進を目指しています。
3月10日(月),当事業の取組みの一つとして,「第1回オープンファシリティシンポジウム」を開催しました。
当日は,現在進行中の文部科学省の各事業によるプログラム(安定同位元素イメージング技術による産業イノベーション,先端NMRファシリティの共用促進プログラム,微細加工ナノプラットフォームコンソーシアム/微細構造解析プラットフォーム)の内容について,地域(企業)の方に向けての説明,オープンファシリティに新規導入される装置の紹介,及び共用機器を実際に使用している方からの成果等の報告が行われました。大学内外から約80名の方が参加され,シンポジウム後の懇親会を含めて活発な議論が行われました。