本学では,留学生受入れや共同教育・研究及び学生交流を更に促進するため,3月10日(月)にフィンランド共和国エスポー市にあるアールト大学において北海道大学交流デーを開催しました。
アールト大学の前身は,ヘルシンキ工科大学,ヘルシンキ経済大学及びヘルシンキ芸術デザイン大学の各分野で有力な3つの大学で,これらが2010年に合併され,現在は学生約2万人,教職員約5,000人が在籍する大学となっています。
本学とは2013年7月に大学間交流協定を締結しました。
大学交流デーの開会式には,アールト大学からは,ラエバーラ副学長他,教職員,学生等22名の出席があり,本学からは,上田一郎理事・副学長をはじめ,各研究科等から合わせて25名の教職員が出席しました。
開会式では,まず,ラエバーラ副学長の挨拶からはじまり,続いて本学 上田理事・副学長の挨拶のあと,篠田研次駐フィンランド大使から挨拶をいただきました。その後,ラエバーラ副学長から,アールト大学の紹介があり,引き続いて上田理事・副学長による本学の概要,国際交流に関する実績等の説明が行われました。
開会式の後は,昼食を挟み,工学研究院 成田吉弘教授,梅垣菊男教授,森 太郎准教授,小澤丈夫准教授,理学研究院 相川弘明教授,情報科学研究科 菅原広剛准教授がそれぞれ代表となる分科会に分かれ,アールト大学との研究交流を行いました。また,梅垣教授,相川教授の分科会では,ヘルシンキ大学との研究交流も行われました。
今後もヘルシンキオフィスでは,フィンランドをはじめ欧州諸国の教育・研究機関等との連携拡大,教員や学生の相互交流の促進,卒業生ネットワークの構築を行い,学術面にとどまらない幅広い面での交流を強化していきます。