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新渡戸稲造墨蹟を大学文書館で受贈

 4月10日(木),大学文書館では,秋田北盟寮の同窓会である香蘭会(会長:齋藤和雄名誉教授)から,新渡戸稲造(札幌農学校第2期生)の墨蹟(扁額)1点を受贈しました。
 この度受贈した墨蹟は,田所哲太郎教授(東北帝国大学農科大学1910年卒業)のために,新渡戸稲造が「転凡成聖」と揮毫したものです。新渡戸が最後に北大を訪れた1931(昭和6)年に贈ったものと思われます。扁額に装幀された墨蹟は,田所哲太郎教授が理事長を務めていた秋田北盟寮に掲げられていました。
 秋田北盟寮は,秋田市出身の田所が尽力し,札幌在住の秋田県出身者・関係者のための学生寮として,1923(大正12)年9月に,現在の札幌市北区北7条西12丁目に設置されました。その後,1950年からは秋田県,1955年からは財団法人秋田県育英会が管理運営を行ない,1998(平成10)年に閉寮となるまで,600名以上の秋田県人子弟を送り出しました。
 秋田北盟寮の関係資料は,秋田県立博物館に寄贈されましたが,新渡戸稲造の墨蹟については,本学と所縁の深い品であることから,大学文書館にご寄贈いただきました。大学文書館では,貴重な歴史的資料として大切に保存し,展示等を通して広く紹介して参ります。
新渡戸稲造墨蹟「転凡成聖」

新渡戸稲造墨蹟「転凡成聖」

(大学文書館)

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