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COI-T「食・運動・健康・医療をつなぐ知で家庭に拓く
次世代健康生活創造の国際拠点 〜『食と健康の達人』を創る〜」
参画機関会議を開催

 本学は,平成24年10月に文部科学省及び独立行政法人科学技術振興機構による「革新的イノベーション創出プログラム」(COI STREAM)にCOI-T(トライアル)として採択された「食・運動・健康・医療をつなぐ知で家庭に拓く次世代健康生活創造の国際拠点」の具現化に向けた取り組みを,本学と筑波大学を含む33の企業・機関・大学とともに強力に推進しています。また,社会実装を見据えた革新的な産学連携研究開発によって,食医融合による健康な生活を産業界と一体となって推進するため,本年4月1日付でフード&メディカルイノベーション(FMI)推進本部を設置し,北キャンパスエリアに本プロジェクトの産学連携研究活動を強化するFMI国際拠点棟の建設を進めているところです。
 この度,7月31日(木)に,本拠点参画機関・参画計画機関の関係者及び大学研究者ら約90名にお集まりいただき,事務局大会議室で全体会議を開催しました。
 冒頭,川端和重理事・副学長が本学の産学連携体制について説明し,本学が目指す姿,社会実装を最優先する組織・組織型の産学地協働推進体制である産業創出分野(部門)制度などを紹介しました。
 続いて,吉野正則プロジェクトリーダー(産学連携本部客員教授, 株式会社日立製作所 中央研究所 シニアプロジェクトマネージャー)が,本拠点の取り組みの現状や今後の方針について説明を行いました。また,筒井裕之研究リーダー(医学研究科教授, 北海道大学病院副病院長)は,産学連携によるセルフヘルスケアシステムの構築を例に挙げ,医療関係者・企業・患者様など,多様な立場の方々の対話が重要であり,それらがイノベーション・マインドを持った人材の育成にも繋がることを紹介しました。
 意見交換の後,産学連携本部の寺内伊久郎特任教授(創造的知財創出部門長)が産業創出型知財ポリシーについて,鷲見芳彦特任教授(産業イノベーション部長)がフード&メディカルイノベーション国際拠点の概要について説明を行い,将来のイノベーション創出へ向けての熱い議論が行われました。
 会議終了後には,百年記念会館で開催中の緑のビアガーデンで交流会が開催されました。食・運動・健康・医療・情報分野の幅広い産業界の方々及び大学研究者などの間で,活発に意見交換が行われ,今後のCOIの目指す姿を議論することができました。
◆問い合わせ先:創成研究機構URAステーション COI担当 E-mail:coi-ura%cris.hokudai.ac.jp(%は@に置き換え)
本学の産学連携体制について紹介する川端理事・副学長

本学の産学連携体制について紹介する
川端理事・副学長

本拠点の取り組みの現状や今後の方針などを説明する吉野プロジェクトリーダー(左)と筒井研究リーダー(右)

本拠点の取り組みの現状や今後の方針などを説明
する吉野プロジェクトリーダー(左)と
筒井研究リーダー(右)

会場の様子

会場の様子

交流会の様子

交流会の様子

(フード&メディカルイノベーション推進本部)

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