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中学生が電子顕微鏡を体験

 7月11日(金)に別海町立中西別中学校の生徒10名が,本学工学研究院附属エネルギー・マテリアル融合領域研究センターの超高圧電子顕微鏡室を訪れ,超高圧電子顕微鏡の見学と走査型電子顕微鏡を利用した観察実験をしました。これは,大地みらい信用金庫と本学産学連携本部との連携協定の一環で企画されたものです。
 ナノメートルなどの単位や原子,電子顕微鏡の原理などの勉強をした後,マルチビーム超高圧電子顕微鏡やそれを支える大型の除振台を見学し,初めて見る電子顕微鏡の大きさに驚いた様子でした。
 次に走査型電子顕微鏡を利用して,人,ウサギ,犬の毛や昆虫などのミクロの世界を観察し,数十倍から数万倍まで一気に倍率があげられる装置を目の当たりにし,今まで使ったことのある光学顕微鏡との違いに目を丸くしていました。
 10名の生徒の中から,将来の北大生,そして科学者が誕生することを期待しています。
走査型電子顕微鏡で毛や昆虫を観察する中西別中学校の生徒

走査型電子顕微鏡で毛や昆虫を観察する中西別中学校の生徒

(産学連携本部)

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