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文学研究科「書香の森」にて「プラス1ピースの読書会」を開催

執筆に関するエピソードや現代詩の特徴を語る阿部准教授

執筆に関するエピソードや現代詩の特徴を語る阿部准教授

 文学研究科・文学部のエントランスホールに「書香の森」と名付けられた空間があります。ここでは,文学研究科の教員が執筆した図書を展示するとともに,図書や芸術に関連する企画展示を行っており,文学研究科の広く多彩な研究を紹介する学術交流と知の発信の場となっています。
 この度,文学研究科では,書香の森にて「プラス(いち)ピースの読書会」という企画を始めました。この読書会は,教員が自著の内容を解説するとともに,執筆に関するエピソードや研究上の位置づけ,刊行後の反響などを語るイベントです。インターネットや出版物で公開された書評・作品解説とは,ひと味違う情報を発信することを目指しています。毎回,作品にまつわるエピソードをプラス1ピースとして取り上げ,著者自身が語る,ほかでは得られない情報を一片のいろどりとして添える読書会です。
 第1回読書会は,10月27日(月)に開催し,文学研究科映像・表現文化論講座の阿部嘉昭准教授の『換喩詩学』を取り上げました。当日は,学外からの一般参加者を含め,多くの方にご来場いただきました。現代詩の潮流についての解説とともに,詩の味わい方,詩とツイッターとの関係など,詩に関する話題が盛りだくさんの読書会となりました。
 この「プラス1ピースの読書会」は,今後も続けて開催していく予定です。開催予定については,文学研究科ウェブサイトをご覧ください。
http://www.let.hokudai.ac.jp/

(文学研究科・文学部)

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