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附属図書館講演会「Hokkaido University:キャンパスの国際化」を開催

 10月17日(金),附属図書館大会議室において,附属図書館主催,国際本部協力による講演会を開催し,学内外から57名の参加がありました。今回の講演会では,「Hokkaido University:キャンパスの国際化」と題して,国際本部長である上田一郎理事・副学長が講演を行いました。
 はじめに,新田孝彦附属図書館長から,本学が「スーパーグローバル大学創成支援」タイプA(トップ型)に採択されたこと,教育研究のグローバル化は,これからの大学にとって必須の課題であることから,図書館は大学の教育研究を支えるというミッションに基づき,本日の講演を各自の職務に生かしてほしいとの挨拶がありました。
 上田理事・副学長の講演では,今,本学は「世界の課題解決を目指して活躍できる人材の育成」を目標に掲げて,キャンパスの国際化という課題に取り組んでいること,その実現のためには,教育改革,システム改革に加えて,研究力強化(海外研究ユニット誘致,国際共同研究の事務局運営,研究支援体制の整備等)や産学連携強化が必要であることなど,全学改革プランの詳しい説明がありました。また,優秀な留学生の獲得も必要であり,そのためには,世界大学ランキングで上位になる必要があるという説明がありました。
 休憩をはさんだ質疑応答では,活発な意見交換が行われました。部局の国際交流担当職員からは,「国際交流は良い人間関係を築くことが大事。留学生と日本人学生には,もっと交流の場が必要である」という意見があり,上田理事・副学長から「われわれも交流の場の作り方を勉強しなければならないと考えている」旨のコメントがあり,図書館からは「交流の場の一つとして図書館の活用を考えてほしい」という提案がありました。
 参加者アンケートには,「本学の国際化についての全体像を伺うことができた」「タイムリーなテーマで参考になった」「世界的に見た北大の状況が分かり,勉強になった」等の意見があり,職員の啓発と連携に寄与する貴重な機会となりました。
講演する上田理事・副学長

講演する上田理事・副学長

講師と熱心に聴き入る参加者

講師と熱心に聴き入る参加者

質疑応答風景

質疑応答風景

(附属図書館)

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