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「北海道地区FD・SD推進協議会」総会を開催

 「北海道地区FD・SD推進協議会」の第5回総会を12月10日(水)に学術交流会館において開催しました。
 当協議会は,参加校である道内52の大学・高等専門学校が連携・協同して,FD,SD及びTADの推進に係る情報の交換・共有やプログラムの共同開発を目的として,平成21年10月に設立され,本学が代表幹事校を務めています。
 総会の第1部(午前の部)には,関係者約40名が出席し,新田孝彦理事・副学長の挨拶に続き,総会の議事が行われました。当協議会の設立以来,初めて,加盟校から会費を徴収することが提案され,審議の結果可決されました。今後の運営が充実・安定したものとなることが期待されます。
 その後,細川敏幸高等教育推進機構教授による,「日本のFD 世界のFD」と題した講演が行われ,出席した関係者は熱心に聞き入っていました。講演後には,「諸外国における数週間に及ぶFDは通常業務に支障がないのか」,「非常勤講師に対するFDは実施しているのか」などの質問が挙がり,活発な質疑応答がなされました。
 第2部(午後の部)には,26名が出席し,FDやSDに関する諸問題についてテーマ別セッションが行われました。
 テーマ別セッションでは,FDやSDに関してそれぞれの大学の現状や抱えている課題について,3つのテーマ(「FD・SDの効果をいかに判定するか」,「学生の自習を促すFD」,「職域別SDについて」)に分かれて事例等を報告し,討議が行われました。

TAD
 ティーチング・アシスタント(TA)の教育能力向上のための組織的取組み。
講演を聞く参加者

講演を聞く参加者

テーマ別セッションの様子

テーマ別セッションの様子

(学務部学務企画課)

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