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鮮度保持技術シンポジウムを開催

 12月2日(火)フロンティア応用科学研究棟「鈴木章ホール」において,本学と独立行政法人北海道立総合研究機構が協働して「鮮度保持技術シンポジウム」(本学窓口:産学連携本部)を開催しました。
 はじめに,農林水産省農林水産技術会議事務局研究推進課長の島田和彦氏より「農林水産・食品産業の振興に向けた研究開発の取組みについて」と題し,農林水産省における取組みや指針についてお話しいただきました。また,一般社団法人北海道食産業総合振興機構研究開発部統括部長の鍋島芳弘氏より「食産業振興に向けたフード特区機構の取組みについて」と題し,北海道の食産業活性化への取組みをご紹介いただきました。後半の研究紹介では,独立行政法人北海道立総合研究機構の木村 稔加工利用部長,長尾明宣研究部長,柿本雅史食品開発部長より,鮮度保持に関わる技術の取組み事例をご紹介いただきました。また,本学からは水産科学研究院の今野久仁彦教授より「これからの北海道の水産業と鮮度維持による海外展開」,農学研究院の川村周三教授より「道産農畜産物の鮮度・品質の保持向上技術の現状と課題(米,ジャガイモ,にんじん,牛乳)」,工学研究院の近久武美教授より「食産業におけるエネルギーマネジメント」と題して,それぞれ発表がありました。総合討論では産学連携本部の木曽良信特任教授がコーディネーターとなり発表者を交えた意見交換を行ったところ,会場からも意見や質問が活発に出されました。
 当日は企業や大学関係者,研究機関,官公庁関係者など191名の方にご参加いただき,盛況のうちに終了しました。
 本シンポジウムの事務局は産学連携本部が担い,今後も継続して開催しますので,興味のある研究者の方はぜひご参加ください。ご不明な点やご質問などありましたら,お気軽にお問い合わせください。
◆jigyo%mcip.hokudai.ac.jp(%は@に置き換え)
川端和重本部長の開会挨拶

川端和重本部長の開会挨拶

農林水産省 島田課長の講演

農林水産省 島田課長の講演

シンポジウム会場

シンポジウム会場

総合討論

総合討論

会場からの質問

会場からの質問

北海道立総合研究機構 遠藤 滋理事の閉会挨拶

北海道立総合研究機構 遠藤 滋理事の閉会挨拶

(産学連携本部)

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