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北図書館で「英語多読」関連企画を開催

 北図書館では,所蔵する英語多読図書を活用した「めざせ100万語!英語多読マラソン」という企画を行っています。
 「英語多読」とは,英語学習法のひとつで「やさしい英語の本からたくさん読む」ことを特徴としています。「辞書はひかない」「わからないところはとばす」「つまらない本はやめる」という原則(多読三原則)のもと,多くの本(語数)を読んでいくことで,英語に親しみ楽しみながら,英語力をつけていくことができます。
 図書館では現在約5,500冊の英語多読図書(北図書館約4,800冊,本館約700冊)を所蔵しています。「英語多読マラソン」では,参加者は読んだ語数を記録し100万語を目指していきます。対象となる図書には語数を表示したシールが貼ってあり,読み終わったらその数を集計していきます。100万語までの道のりは長いため,途中10万語ごとに達成証をお渡ししています。集計用の専用用紙も用意しています。
 この「英語多読マラソン」は昨年度から行っており,現在累計で280名近い参加があります。すでに100万語に到達した方も3名いますが,今回,「英語多読マラソン」の知名度向上と参加者を増やすために2つの企画を実施しました。
 1つは,11月11日(火)から12月2日(火)まで行った「ランナーオススメPOP展」です。
 これは,英語多読を実践している学生(「英語多読マラソン」参加者(多読マラソンランナー)や英語多読・多聴授業履修者)の方にイラスト入りなど趣向を凝らした推薦POPを作成してもらい,ナビゲーションとしてそれを多読図書とともに展示するというものです。POPを見て気に入ったものがあれば「イイネ!」シールを貼ってもらうという,図書を展示するだけではない参加型の企画です。100枚を超えるPOPが集まり,52枚のPOPに「イイネ!」シールが付けられました。
 もう1つは,英語多読初心者向けに11月19日(水)に行った「英語多読マラソンスタートアップガイダンス」です。見敏子准教授(メディア・コミュニケーション研究院)を司会に,多読マラソンランナーから,英語多読の継続のコツや効果などについて報告がありました。ガイダンス終了後,早速多読図書のコーナーに足を運んで教員と本を選ぶ様子が見られるなど,参加者の関心の高さがうかがわれました。
 両企画開催期間中に,新たに8名の「英語多読マラソン」への参加がありました。
 「英語多読マラソン」は学生だけではなく,教職員の方も参加できます。「多読」は英語を勉強しなければと思いつつなかなか始められない方にも,手軽にまた気楽に始めることができる学習法です。詳しくは「英語多読マラソンホームページ」をご覧ください。
◆ 英語多読マラソンホームページ
http://www.lib.hokudai.ac.jp/support/nitobe/tadoku_marathon/
または「多読マラソン」で検索
展示風景:写真手前と奥の棚の2箇所で開催

展示風景:写真手前と奥の棚の2箇所で開催

「スタートアップガイダンス」の様子

「スタートアップガイダンス」の様子

人気のあったPOP

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(附属図書館)

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