北大生をグローバルに活躍する気にさせるセミナーは,様々な分野において海外で活躍されている方を講師としてお迎えして,現在の業務経験に加えて,その方の学生時代から今日に至るまでのキャリア形成についてもお話しいただき,参加者に海外で活躍することに関心を持ってもらうための機会を提供するものです。
1月13日(火)に開催したセミナーは,日本航空株式会社(JAL)の協力を得て,日本国内やアメリカにおいて航空機整備の経験豊富で,地球環境問題や安全問題にも精通している同社広報部担当部長兼安全推進本部付の阿部泰典氏を講師としてお迎えして開催しました。
航空会社の仕事全般から,JALが保有している機材や,エアラインのエンジニアの業務,そしてアメリカにおける阿部氏自らが体験した困難や喜びなどを具体的な業務を通してお話しいただきました。また,整備だけの話に留まらず,実体験を通しての「グローバルな人材とは」などについて,参加者に対するメッセージもいただきました。
当日は,75名以上の学生並びに教職員が参加しました。参加した学生からは,「整備だけでなくエアライン全般の話が聞けて満足だった」,「具体的なキャリアパスが聞けてよかった」,「グローバルに活躍するには好奇心を持って活動することが大切だということが印象に残った」など,アンケートの8割は,セミナーに参加して「満足」あるいは「大満足」と答えており,セミナーは大好評でした。
国際本部では,来年度も,様々な分野でグローバルに活躍されている方々を講師として招き,業務内容だけでなく,キャリア形成などについて講演していただき,学生が海外に羽ばたこうとする意欲を高める機会を提供していく所存です。