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薬学研究院でトップコラボ講演会「難治性疾患に対する
創薬研究におけるオックスフォード大学との連携」を開催

 3月17日(火),中央キャンパス総合研究棟1号館共同講義室において,オックスフォード大学よりSarah L Rowland-Jones教授並びにSimon J Davis教授を講師にお迎えして講演会を開催しました。
 講演会は,オックスフォード大学のインターンシップ制度の紹介に続いて, Rowland-Jones教授より,“Emerging issues in paediatric HIV: adolescent survivors of vertical infection and exposed uninfected children in Africa” と題してHIV感染の根治に向けての講演がありました。次にDavis教授より, “The kinetic-segregation model of leukocyte receptor triggering: evidence and translational implications”と題してT細胞表面受容体のシグナル活性化メカニズムと抗体医薬設計について最新の知見をお話しいただきました。
 すべて英語での講演でしたが,終了後には学生を含む約30名の参加者から様々な質問が寄せられ,活発な質疑応答がなされました。
 両教授には,サマー・インスティテュートを視野に入れた,より長期の滞在にもご快諾いただいており,来年以降も更に充実したシンポジウムを企画運営していく予定です。

(薬学研究院・薬学部)

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