3月13日(金),薬学研究院臨床薬学講義室において「第5回薬学研究院研究発表会(FD研修会)」を開催しました。本発表会は,教員のプレゼンテーション能力の向上や他分野の研究に関する理解を深めることによる共同研究の活性化等を目的として,一昨年度から実施しているものです。
発表会は南 雅文薬学研究院長の開会挨拶の後,生化学研究室の小原圭介助教による「脂質非対称性センシングの分子機構と細胞応答」,及び臨床病態解析学研究室の中川宏治講師による「低酸素・低栄養ストレス応答における細胞内シグナル伝達機構」の研究発表が行われました。
FD研修会を兼ねた今回の研究発表会には本研究院の教職員53名が出席し,活発な質疑討論が交わされ,盛会のうちに終了しました。出席者へのアンケート調査では,多くの出席者から「研究院内のコミュニケーションと自己啓発の機会として有意義な企画である」との肯定的な意見が寄せられました。次回は今夏に開催する予定です。