7月3日(金)に,工学部オープンホールを会場として,第1回GI-CoREオープンフォーラムを開催しました。
平日の昼間にも関わらず,ご来賓の文部科学省高等教育局国立大学法人支援課課長補佐の佐藤昭博氏,同支援課支援第一係主任の林田智史氏,文部科学省研究振興局研究振興戦略官の阿蘇隆之氏,同戦略官付統括係専門職の磯野あずさ氏を含め,学内外から160名の参加がありました。フォーラムではGI-CoREとは何か,また実際にどういう研究・教育活動が行われているかを紹介しました。
まず,上田一郎理事・副学長から開会挨拶,佐藤課長補佐から来賓のご挨拶があった後,改めて上田理事・副学長からGI-CoREの概要について説明がありました。続いて,既に活動が始まっている人獣共通感染症と量子医理工学の2つのGlobal Station(GS)について,それぞれ喜田 宏特任教授,白𡈽博樹教授から説明がありました。また,量子医理工学GSで研究活動に従事しているYi Cui博士研究員が,米国スタンフォード大学との共同研究の様子を紹介しました。
聴衆からは,研究ユニットの招致から大学間コンソーシアムの形成にまで進んでいる理由は,といった大局を見据えた質問から,動きが激しい部位でも金マーカー(目印)をつけて腫瘍の追跡照射ができるのか,といった研究面の質問もなされました。
最後に,安田和則理事・副学長からGI-CoRE設置による直接的な効果が既に現れ始めていることと,今後の一層の好影響を期待する旨が述べられ,2時間弱のフォーラムが終了しました。