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構内の伐採木・剪定枝を配布

 二酸化炭素(CO2)排出削減を目的として,6月27日(土)・28日(日),札幌キャンパス構内で発生した伐採木・剪定枝およそ46m3(熱量換算で灯油約9,000L,24.7ton−CO2相当)を,薪として市民の皆様に配布しました。
 1ヶ月ほどの募集期間に112名から申し込みがあり,抽選で80名が選ばれ,うち66名が来場しました。配布イベントは今年で4年目ですが,5月初旬より市内の薪ストーブをお使いの方々から「今年の配布時期はいつか」といった問い合わせが相次ぎ,多くの人が待ち望む毎年恒例のイベントとして定着してきています。来場者自身が自家用車に好みの薪を積み込み,事故もなく,無事終了しました。
 本学のサステイナブルキャンパス構築に対する取り組みには様々なものがありますが,この配布イベントは,節電,省エネと並んで,カーボンニュートラルな木質バイオマスエネルギーを活用し,直接的にCO2を削減できる貴重な取り組みとなっています。

カーボンニュートラル
 木質バイオマスを燃料として使用しても,植物の生長過程で吸収されたCO2が大気中に放出されるため,大気中のCO2の増減はない。これをカーボンニュートラルと言う。このため,化石燃料の代わりに木質バイオマスを使用することは,CO2の排出削減につながる。
配布開始時の様子

配布開始時の様子

配布終了時の様子

配布終了時の様子

(サステイナブルキャンパス推進本部,施設部環境配慮促進課)

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