工学系部局では,7月10日(金)午後5時30分から,工学系部局なんでも相談室の石原一人カウンセラーによる「第1回こころのケアに関する講習会」を開催しました。
講習会では,「ストレスとの向き合い方と不調を抱えた人への対応」をテーマに取り上げ,大学生特有の様々なストレスに対してどう向き合うか,また,ストレスによる身体状況,精神症状の変化に周囲がどう気づき,どう対応するか等について複数の事例の説明と,具体的な対応について講演が行われ,会場のアカデミックラウンジ3では,教職員及び学生37名の参加者が終始熱心に聴き入っていました。
終了後のアンケートには,「ストレス症状のサインに身体症状があり,精神症状よりも先に出ることが多いことは,悩んでいる人を見つける上で,非常に参考になりました」「身体症状の気づきからアプローチするとハードルが低いという点は心に留めたい。認知行動療法については,自分のストレス対策としても活用してみたいと思う」「発達障害について詳しいお話を期待しています」等の多くの感想や要望が寄せられました。
工学系部局では,今後教職員向けに「第2回こころのケアに関する講習会」を開催する予定です。