工学系部局では,7月15日(水)に公益財団法人札幌市防災協会から講師を招き,救急救命講習会を実施しました。
工学系部局のエリア内では,「どこにいても5分以内にAEDによる処置が可能となる」目安を満たすよう,11箇所にAED(自動体外式除細動器)を設置していますが,実際に使用できるか不安な人も多くいます。
この講習会は,学内外に関わらず誰かが心肺停止に陥った場合,AEDを利用する等の方法により救急救命処置を行うことができるよう,心肺蘇生術を自身の技能として体得することを目的に実施したものです。
講習会では10名の参加者が2グループに分かれ,止血法,心肺蘇生法,AEDの使用法等を学び,終了後全員に「普通救命講習修了証」が授与されました。
参加者からは,「1人ずつの実技であったため,体で覚えることができ,大変良かった」「救命動作と人体のしくみの関係を教えていただけたので,よく理解できた」などの感想がありました。
工学系部局では,次年度以降も,救急救命講習会を開催していく予定です。